です。」も「利息」も人類の生活に必要不可欠のものとして何やら絶対視されてしまっていますが、ほんとうはそれほど大層なしろものでは全くないのです。う、とんでもないナンセンスからスタートした経済活動です。また新しい社会システムは、必ず社会的強者の側が作り出すものでもあります。「お金」や「利息」は、まちがいなく次のような経緯で発明されたものであるはずなのです。の幸せ度を計るものさしが、長期保存のできる食べものである米や麦だけに大きく限定されていたのです。労働への報酬も物品の購入も、すべて米や麦の現物でなされたのです。ん。そして人間の心も、またその反映である社会も、不自然な方へウソの方へとどん経済は、その度ごとにウソと不自然の度合いを急増させてきました。今日、「お金もともと、食べものを多く持てば持つほどより一層大きな幸せが手に入るなどとい農業の開始当初は、もっぱら食べものの所有量そのものが競い合われました。人間社会的強者たちは、米や麦などの貯蔵施設の建設を、競い合ったにちがいありませ 144
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