かつ猛烈にエスカレートしてゆきます。そして、物心両面でのゆとりが急速に失われてゆきます。人類は、いつ第三次世界大戦を起こしても不思議ではない超過当競争状態に突入するのです。です。どんなに苦しくてもどれほどナンセンスでも、経済競争を続けてゆく以外にないのです。そこでは当然、謀略や策略の限りが尽くされることでしょう。経済の常道を大きくはずれたとんでもない奇策や大どんでん返しも、あるいは使われるかも知れません。ぶつかり合う「エゴ」のレベルは戦争以上なのです。でしょう。生いち命とは何の関係もない全くナンセンスでクレージーな物やサービスが、それこそ狂ったように作りまくられ売りまくられるのです。貴い資源を湯水のように全人類を巻き込んでの世界的な経済競争が、これから二十一世紀初頭にかけて急激ところが、戦争は絶対にできないのです。「核の抑止力」が強力に働き続けるからそれは、もう戦争そのものです。いえ、ただ兵器の使用がないというだけで互いに人類の心はますますすさんで、さらにさらに不自然なものへ転落し続けてゆくこと の 156
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