人類1万年の悪夢を打ち破る 真実
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す。だからこそ、「自然」はすばらしいのです。それは、個性であって優劣ではないのです。太陽と地球と月の関係が、それぞれ決して優劣ではないようにです。多くの人間を取りまとめられる「太陽人間」もいれば、少人数を得意とする「地球人間」もおり、個人の役割を地道に果たすことをその使命とする「月人間」もまた当然いるのです。者」を中心にして生き生きと巡らせ続けることにほかなりません。団全体の一層の幸せ増進に奉仕して生きるのです。そうするとそれは、巡り巡って結れひとり疎外されることなく個人も集団も人類全体も、その上さらには大自然全体までもがますます幸せになってゆくのです。私たち人間も星と同じで、その大きさは大小さまざまです。それが「自然」なので理想の政治とは、そんな多種多様な個性同士が織りなす小宇宙を、「大いなる中心具体的には、人間ひとりひとりそれぞれの大きさに応じて、自分が所属する人間集全体を幸せにできれば、個々も当然幸せになれるのに決まっています。こうしてだ第七章 政治の真実局人類全体や大自然全体の幸せ増進につながってゆくのです。    191

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