人類1万年の悪夢を打ち破る 真実
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自分や自分たちではない全くの第三者なのです。見るも無残なむごたらしい災禍を受け続けているのは、何の罪も責任もないけがれなき無心の「生いち命たち」なのです。分でもよく分かりませんが、とにかく理屈抜きで大好きなのです。そして、幸いにも田舎ぐらしをしています。身近な野山はどこもかしこも、四季折々に美しく咲き乱れる無数の山野草たちの楽園なのです。私は若いころからずっと、暇さえあれば野山へ出かけ、人知れず無心に咲き競うそれら山野草たちとの語らいを心ゆくまで堪たう能させてもらっていたのです。んだ経験は、だれにでもきっとあるはずです。いえ少なくとも子供時分には、その連続だったはずです。私はただ、それを大人になってからも、そして山野草たちを相手にして続けてきているだけなのです。ところが「自然破壊」だけは根本的にちがうのです。迷惑をこうむっているのは、話は突然変わりますが、私は野山に咲く草花がたまらなく好きです。その理由は自変な男だと思わないでくださいよ。物言わぬ動植物たちと無邪気な会話をして楽しそれはともかくとして、ところがです。十年ほど前から、そんな草深いこの地方にんの   の 20

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