因こそが、先述の第一ボタンのかけちがえなのです。人類は、何をどうほんのちょっと勘ちがいしたのでしょう。何はともあれ、まずそれから究明してゆきます。にあるのです。「人生の目的は、人間同士の優劣競争に勝つことである」などというとんでもない勘ちがいが、環境問題のみならずありとあらゆる矛盾や不幸の根本的原因なのです。生きるべき目的」である生物種などあろうはずはありません。そんなことは、「自然」の本質がちょっとでも理解できれば火を見るよりも明らかなことです。ウソだと思ったら、無数にある生物種をひとつひとつ順番にチェックしてみてください。たとえ何十年何百年かかって調べ尽くしてみたところで、そんな変な生物種はただのひとつも見つかりはしませんから。の尊く美しい生いち命の営み結論を先に言います。それは、人類全体としての「生きるべき目的」のはきちがえ当然でしょう。互いに優劣競争し合うことが、また互いに殺し合うことが、その「人類の「生きるべき目的」は、そんな不自然なことでは全くないのです。「大自然のーー 一番は異性を愛めで楽しみともに喜び合う」これこそ32
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