人類1万年の悪夢を打ち破る 真実
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ゆくばかりなのです。からです。初めに紹介した健康談議の内容がそれです。真の健康とは何かをはっきりさせないままにそれらしきものを追いかけ回しているうちに、いつの間にかこんな情けないことになってしまっただけなのです。にそっくりです。このままでは、渇きをいやすどころか百パーセント確実に死が待つのみです。今となっては、旅人の生への可能性はたったひとつしかありません。いかに残念でもいかに困難でも、来た道を引き返すよりほかに方法はないのです。がひでも出発点まで帰り着き、人々を大至急反対側すぐそばにある本物のオアシスへ誘導してやらねばならないのです。人々の渇きは、もはや限界に達しつつあるからです。しかし、救いが全くないわけではありません。そうなった原因がはっきりしている今日の医療は、蜃し気楼のオアシスを追って不毛の大砂漠をさまよい歩く悲惨な旅人退却は、安易な前進よりもはるかに困難なものです。犠牲もある程度必要になるかんきろう第四章 医療の真実も知れません。しかし、全滅だけは何としてでも避けねばならないのです。そしてぜ   93

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